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板金修理と部品交換の現実

こんにちは大久保自動車 大久保です。
今日は板金修理と部品交換の現実をお話ししたいと思います。

修理するときはどちらも問題ありません。きっちり直してあればOKです。
問題になるのは売却時です。

部品交換だとボルトを緩めた跡などから部品交換したことがすぐにわかります。
そうすると買い取る人は
「部品交換するほどの事故をしたんだな」
と考えます。
結果として安く買い叩かれる材料になり、売却時にマイナス評価につながります。
一方、板金修理だと交換後がないのでマイナス評価になりにくいです。
本当にわかる方であればどのようにしっかり修理したか?を問うのです。
しかし、最近の買取会社にそこまで勉強してる買取員がいるのか?といえばどうでしょうか。

パネル交換も修理としては綺麗に仕上がりますが、純正のスポット溶接をはがして修理することになります。
パネル交換で溶接をはがすと最終的にはまた溶接してパネルをくっつけます。これがちょっと考え物です。

自動車メーカー新車製造時の溶接は非常によい溶接なのでできる限りはがさないで修理する方が良いと考えています。

新車鉄板の防錆処理は非常に優れていてメーカーが考えて作っています。
板金屋さんの溶接機だと防錆処理に電気を流せません。なので防錆処理を落として溶接することになります。

パネル交換すれば、見た目(プレスライン等)はきれいに修理できます。
しかしメーカーの考えた仕組みを壊して修理することになります。
修理だと新品に比べて見た目が劣ったとしても溶接部分をはがして交換するよりは車にやさしい修理方法になります。