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マツダ MPVのプラスチック部品が劣化してしまい、入庫した車です。

プラスチックパーツの質

車種に限らず、プラスチックパーツはボディ(金属部)に比べると塗装の質が低く感じます。(昔からあった話ですが、最近ちょっと目立っています。)
例えば、8年感乗った車でボンネット、フェンダー、ドアはまだまだ綺麗な塗膜なのにプラスチックパーツだけ極端に劣化しています。どこのメーカーの車でも同じような状態になります。
このMPVも同じ用にプレスチックパーツだけ劣化した状態です。

修理するには劣化した塗装を完全にはがして新しい塗装をおこなうのが理想です。無理やり劣化した塗膜の上に新しい塗装を行うと化学反応を起したように5分10分でひび割れが発生します。まるで田んぼが干ばつでひび割れを起こしたようになります。
感覚としては塗装を塗り終えて片づけが終わった頃にひび割れが発生してる気がします。
安く済ませるためには古い塗装をはがすことはせずに高級なサーフェーサーを旧塗装の上に完全に塗りカチカチに固まらせた後に新しく塗装を行います。ただし、塗装の淵1mmでも古い塗装が残っていればその部分はひび割れるし品質は下がります。そして古い塗装膜を落としているのではなく隠しているだけなので、いつまで塗膜を維持できるのかもわかりません。

修理方法

今回は完全に旧塗膜を削り落としてから塗装する方法をとりました。これであれば完璧に修理しそのあと何年も塗膜を維持することができます。
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なぜ新車でプラスチックパーツだけ塗装の質が違うのか不明です。プラスチックパーツだけは外注で塗装までして納入してるのでしょうか?
どちらにしてもプラスチックパーツだけ塗装の質が悪いのです。