2021/01/07
バックドアの傷とバンパー・ボンネットの傷を修理しました。
状況確認
トヨタ ハイエースの修理しました。今回のお客さまは、弊社の見積もりを見て保険修理から自費修理に変更されました。保険の等級が悪くなるよりはメリットがあるとの事でした。
早速ハイエースをチェックしていきます。まずは後ろ側からです。
バンパーに傷がありました。バックドアも同じラインでへこんでます。
この写真を見ると少しへこんでいるのがわかります。
次にフロント側をチェックしていきます。
ちょっとわかりにくいのですが、左ライトの下に傷があります。
ここです。擦り傷がついています。
今回のハイエースは小さい傷があちこちついていました。それでは修理に入ります。
板金修理
フロント側はまずはヤスリがけで傷を綺麗に削り取ります。
パテ付けとヤスリがけを繰り返して元のボディラインを修復します。
ボンネットもヤスリがけでの傷取り、パテ付けを繰り返して綺麗に修復します。
これでフロント周りの修理完了です。
次はリヤ側です。
ヤスリがけで傷を取り除き、へこみ部分にパテ付けを行いへこみを修復します。
パテ付けとヤスリがけは何回も繰り返し完璧に仕上げます。
リヤ側もこれで完了です。
塗装
まずはマスキングをきっちりと行います。傷は少しですが、仕上がりをよくするために塗装はバックパネル1枚丸ごと塗ります。修正箇所だけ塗装するとわずかな色の違いが発生してしまい、目だってしまいます。
塗装は指定とおりに調合してもボディの置かれている環境（直射日光による色あせや外気の状況）で少しずつ色が変わってきてしまいます。
ですので、板金修理の塗料もあわせてさらに微調整を行いぎりぎりまで調整します。しかし、わずかな色の差が残ってしまうことがあります。
そのためにパネル1枚を塗ることでチリを使って色合いの違いを吸収します。
まずはサーフェーサーを塗装してボディカラーを塗る準備をします。
ボディカラーで塗装をしていきます。ボディカラーで塗装した後はクリアを塗装します。
フロント側も同様に塗装しました。
ボンネットもサーフェーサーから塗装してボディカラー、クリヤーと塗装していきます。
これで塗装工程も完了です。
完成
最後に仕上げのコンパウンド磨きを行います。磨き終わると車体に景色がクッキリ映りこみます。
これで無事に修理完了です。今回も綺麗に仕上がりました。
ではまた次回お会いしましょう！！
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